2011年09月22日

果菜でのPHの考え方 其の壱

秋野菜を手始めにpH(ピーエイチ)に、こだわって作って見たいと思います。
 
なぜpHにこだわるかと言うと、pHの状態によって作物の良・不良や収穫量が左右されたり、
 
病気にかかりやすくなったりするからです。どうせ、作るならより美味しい物を沢山収穫したい
 
じゃないですか?その為に、肥料と共にpHにもこだわりたいと思いました。

 
何処のホームページを検索しても酸性土壌をアルカリに傾ける事ばかりを取り上げているもの
 
が目立ちます。土壌を作る過程で培養土の場合は、培養土に消石灰や苦土石灰、有機石灰
 
を事前に混ぜて置く事の薦めが多いのです。何故かと言うと、雨が降ると土壌は酸性化が進
 
みます。酸性になると、根が傷んだり、リン酸がうまく吸収出来なくなる事から言われますが、
 
極端にpHが下がった時に起こる事態であり、pHが5.5以上であれば、そういう現象は起こり
 
難いのです。pH5.0以下になると石灰欠乏などの障害を来たしますが、その逆でpHが中性
 
以上になると微量要素が効かなくなり、酵素が作用しなくなり、その為に植物代謝が行われ
 
なくなるからです。pHが7.0以上になると病気になりやすくなったり、葉が縮んだり、根は褐変
 
して重要な毛根が見当たらなかったり、場所によっては根こぶも発生する事もあります。
 
その為、ある程度認識を変え土壌のpHを弱酸性にする必要があると思うのです。
 
各果菜で、pHは違います。例えば、トマトは6.0~7.0、いちごは5.5~6.8と言うように。
 
しかし、なぜかあまり気にされている方はあまり多くないと思います。
 
出来た作物を見て良かったとか悪かったと思うだけではないでしょうか?
 
私もそうでしたが、多分、改善の方法が解らないからじゃないでしょうか?
 
育てている時の潅水の水はどうでしょう、水道水も地域などで違いがあり一概に水道水のpH
 
が幾つと言えないのですが、参考になされる方は日本各地の水道局の水質検査発表データ
 
ご覧下さい。そこで、もしpH7.2以上の水を与えていたとしたらどうでしょう、当然土壌のpHも
 
変化してゆきます。いくら土壌改善にピートモスを混ぜても限界があります。その為に日々潅水
 
する水のpHを調整する必要があると感じました。
 
因みに、此方のpH試験紙(pH1~pH11)で計測した、自宅の水道水の水です。
 
果菜でのPHの考え方 其の壱果菜でのPHの考え方 其の壱果菜でのPHの考え方 其の壱
 
曖昧ですが、pH6.0~pH7.0の間のようです。正確に測るにはpHメーターの方がいいです。
 
此方のph試験紙は、今回降った雨の酸度を測ったものです。
 
果菜でのPHの考え方 其の壱果菜でのPHの考え方 其の壱果菜でのPHの考え方 其の壱
 
此方のほうが水道水よりも色が明るく、phが低いのが分かります。
 
「pH」の読み方は、ペーハーはドイツ語読みで、ピ-エイチは英語読み。化学に限らず
 
学問の中心はアメリカなので、現在は英語読みで読むのが普通になっているそうです。
 



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